サイト名

少し過去や現在の廃止線跡の様子を画像付きで紹介。

前へ
次へ
トップ > 東海道本線旧線(神奈川〜程ケ谷)廃線跡

東海道本線旧線(神奈川〜程ケ谷)廃線跡

新橋駅から横浜駅まで開通した時の初代横浜駅(現桜木町駅)は、スイッチバックが必要になっていたので程ケ谷(現保土ケ谷)方面へ向かうのが大変でした。その手間を解消する目的で神奈川〜程ケ谷の中間に平沼駅が設置され、初代横浜駅を通らない短絡ルートになりました。一時期横浜駅を通らないルートになってしまった東海道本線でしたが、大正4年8月15日に二代目となる横浜駅が高島町付近に開設され開業し平沼駅が廃止。再び横浜駅を通り程ヶ谷へと向かうルートになりました。その後、三代目となる横浜駅(現横浜駅)ができた事で、短絡線を通るルートに変更され、高島町付近を経由するこのルートは廃止となりました。

高島町を通っていた廃線跡

東海道本線の旧線跡は、月見橋の辺りから分岐しています。現在線と分岐した旧線跡は、そのまま国道1号線となって高島町方面へと続いています。帷子川を渡りしばらく進んでいくと、旧線跡は右にカーブして国道1号線から離れ、石崎川の方へと向かっていきます。その途中にある高島町交差点付近に二代目の横浜駅がありました。二代目の横浜駅はマンションが建っている場所にありました。

横浜駅東口付近の旧線跡と二代目横浜駅があった高島町交差点付近

  • 横浜駅東口付近の旧線跡
  • 高島町交差点付近

横浜駅を出た旧線跡は、石崎川を沿うようにして続いています。途中に石崎川公園があり、その公園が東海道本線の旧線跡です。旧線跡は真っ直ぐ進み、戸部警察署・西消防署の裏を石崎川を沿って通っていました。

石崎川を沿って進む廃線と警察署・消防署の裏を通る廃線

  • 石崎川公園
  • 石崎川沿いの廃線

旧線跡は一旦京急線の高架に阻まれますが、石崎川沿いを通っています。西平沼あたりで旧線跡は社宅となり続いています。建物が建っている場所が旧線跡で、道路を渡り横断歩道と歩道の辺りを通っていました。

西平沼付近の旧線跡

  • 西平沼付近の旧線跡

社宅を突き進む旧線跡。この辺りは二代目横浜駅の次に東海道本線の旧線があったことがよくわかる場所で、社宅が続いていました。現在はマンションが立ち並んでおり、社宅の時のような面影はなくなっていますが、真っ直ぐの社宅横の道路が残っているので、ここが旧線跡であることがわかります。かつて東海道本線の線路があった事を示す案内板もあります。

社宅に残る旧線跡

  • 社宅に残る廃線
  • 社宅に残る廃線2

社宅を抜けた旧線跡は、浜松町交差点付近を通りしばらく進んだ後、現在線と合流し終わってます。

明治〜大正時代に使用された東海道本線の旧線は、今では面影を残している部分は本当に少ないですが、このように大正時代の横浜駅の遺構や道中に案内板があり、かつてここに東海道本線が走っていた事がわかるようになっています。社宅の殆どがマンションに変わってしまった事で、廃線跡がわかりにくくなってはいますが、この写真を見て、かつてこの場所を東海道本線が走っていたんだなという事を知っていただけると嬉しいです。

二代目横浜駅の遺構

二代目の横浜駅は2003年のマンション建設の際に駅舎の基礎が出土されたそうです。この基礎の遺構は2006年に横浜市認定歴史的建造物として認定されています。二代目横浜駅がある場所は、最寄駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの高島町駅。横浜駅からだと徒歩10分ほどです。高島町交差点付近にあるマンションの敷地に遺構があります。この場所はマンションの敷地ではありますが、「横浜市市街地環境設計制度に基づく公開空地」となっている事から、誰でも自由に見学することが可能となっている場所です。また、ここは駅舎の基礎部分と横浜共同電燈会社裏高島発電所の第二海水引入口の遺構、といった歴史的貴重な遺構が一つの場所に二つあるという珍しい場所です。

二代目横浜駅の案内板

  • 二代目横浜駅遺構1

案内板には配置図などもありました。現在地が赤く示されている場所です。配置図で確認してみると、残されている基礎部分は手荷物受付所の辺りである事がわかります。2006年に横浜市認定歴史的建造物として認定された証拠もしっかり案内板に書かれてありました。二代目横浜駅等遺構となっており、駅舎の基礎部分と横浜共同電燈会社裏高島発電所の第二海水引入口の両方が遺構として認定されているのがわかります。

二代目横浜駅の構内図と認定を示す表示板

  • 二代目横浜駅遺構5
  • 二代目横浜駅遺構6

階段を下ると、基礎部分を見ることができます。かつてここに二代目横浜駅があったことがすごくわかります。レンガをよく見ると、レンガとの間に白い部分があります。この赤いレンガと白い石造りデザインは、駅舎の設計者が辰野金吾であることから「辰野式」と呼ばれています。

二代目横浜駅の基礎部分

  • 二代目横浜駅遺構2
  • 二代目横浜駅遺構3
  • 二代目横浜駅遺構4

高島町から向かう場合

二代目横浜駅への行き方を詳しく説明すると、横浜市営地下鉄ブルーラインを利用した場合は、高島町駅で降りて2番出口から向かうことになります。2番出口に出ると国道16号線があります。左に進んでいきます。すると、高島町交差点があるので、横断歩道を渡ります。交番の横には高島二丁目広場があります。公衆トイレの辺りに矢印付きで二代目横浜駅遺構と書かれた場所があり、裏側に進んでいくとマンションの敷地があり到着です。

高島町2番出口と高島町交差点

  • 地下鉄高島町駅
  • 高島町交差点

遺構への案内板とマンション入口から見る二代目横浜駅の遺構

  • 二代目横浜駅の遺構案内板
  • マンション入り口から見える二代目横浜駅の遺構

横浜駅東口から向かう場合

一方、横浜駅から行く場合は横浜駅で降りたら東口に向かい進みます。東口に出たら、国道1号線があるので国道1号線を高島町方面に進んで行き、根岸線の高架線を越えて横断歩道を渡ると高島二丁目広場に到着します。あとは同じで、公衆トイレの辺りに矢印付きで二代目横浜駅遺構と書かれた場所があり、進んでいくと案内板があり到着です。

おすすめ記事

廃線メニュー

旅の資料集

お役立ち情報

鉄道ニュース

ページのトップへ戻る